DISCOVERY DENSEN

発見DEN! FILE NO:001 電線にとまっている鳥が感電しないのはなぜ?

鳥のアイコン 「ちょっと休憩~」 ヒミツ発見!!

鳥は、1本の電線にしか触れていない!

hakkenIcon_01 1本の電線だけに
触れても感電しない?

電気は、少しでも抵抗の小さいところを流れる性質があります。電線と鳥の体を比較すると、電気抵抗が小さいのはもちろん電線。よって、電気が鳥の体を流れることはなく、鳥が感電することもないのです。

電線に止まっている鳥のイラスト 「足が触れているのに平気だ!」

hakkenIcon_02 2本の電線に
触れてしまうと…

鳥の体が同時に2本の電線に触れると、電気は鳥の体の先に“抵抗の小さい行き先”をみつけ、そこへ向かって流れます。通り道となった鳥の体はたちまち感電し、丸焦げになってしまうことに!山奥の送電線では、ときどきカラスやヘビが2本の電線に触れ、感電事故を起こすこともあるそうです…。

感電しているヘビのイラスト 「あぶない!絶対に触らないように!」

今回のまとめ! To summarize

鳥は安心して休んでいるけど、
電線に触るのはあぶないね!
特に台風などで切れた電線は、
地面に触れることで電気の
通り道ができていてとても危険。
もし見かけても絶対
さわらないようにしないとね!